い
ろ
は
-
66
-
「怠る」と漢字をあてる。
2
で用いる場合もあるが、中古では
1
の意味のほうに注意する。対義語とし
になる) 」 「わづらふ(=病気になる)
危篤だ。病気が重い) 」が る。
季
すえ
縄
なわ
の少将、病にいといたうわづらひて、すこ
しおこたりて内
うち
に参りたりけり。
(大和)
=
季縄の少将は、病気でとてもひどく苦しんで、少し
病気が
治ってから
宮中に参上した。
「いといたう」 は強調語の連続技。 「いたう」 は 「いたし」
の連用形のウ音便。
1
病気が治
。快方に
2
怠ける。
おこたに
病気が治
おこ
(動・ラ
【怠る】
42
文 法