古文単語565 赤版 - page 66

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「怠る」と漢字をあてる。
で用いる場合もあるが、中古では
の意味のほうに注意する。対義語とし
になる) 」 「わづらふ(=病気になる)
危篤だ。病気が重い) 」が る。
すえ
なわ
の少将、病にいといたうわづらひて、すこ
しおこたりて内
うち
に参りたりけり。
(大和)
季縄の少将は、病気でとてもひどく苦しんで、少し
病気が
治ってから
宮中に参上した。
「いといたう」 は強調語の連続技。 「いたう」 は 「いたし」
の連用形のウ音便。
病気が治
。快方に
怠ける。
おこたに
病気が治
おこ
(動・ラ
【怠る】
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文 法
1...,67,68,69,70,71,72,73,74,75,76 56,57,58,59,60,61,62,63,64,65,...298