古文単語565 赤版 - page 54

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91
いまだし
……………
今ダシ取るの
まだはやい
92
いまめかし
…………
今おめかしす
現代風
今目隠しするのが
現代風
93
いみじ
………………
いいミジンコ、
はなはだ
すばらしい
、いや
ひどい
94
いむ
……………………
井村
嫌って避ける
95
いもぬ
……………
芋ぬくぬく
寝る
96
いらふ・ らへ
イラフ人いらへんでも
返事をする
事せい
97
うきよ
……………
憂き世は
つらい世
らいよ
98
うけたまはる
……
うっ!
毛に玉張る、
お受けする
ー受けする
99
うし
……………………
牛になるのは
つらい
情けない
うーしたい、
つらい
情けない
100
うしろみ (後ろ見)
後ろで見ている
後見人
ゴロ
91
「いまだし」 は 「未だ
と漢字をあてる。
92
「い
まめかし」 の対義語は 「ふ
るめかし」 。
94
「いむ」は
「斎む」と「忌む」とがあ
り、 ここでは「忌む」の意。
「斎む」のほうは 心身を
清めて謹む」 の意。
95
「い
もぬ」は「寝も寝」と漢
字をあてる。 「いをぬ も
意味は同じ。下に打消語
を伴って「いもねず(=
寝ない) 」となる場合が多
い。 「寝られない」と不可
能で取らな こと。
97
古語の「うきよ」は「憂
き世」と書く。 浮き世」
と書くのは近世語で、井
原西鶴の浮世草子などで
「楽しむべきこの世」とい
う意味で用いられる。
●CD
Tr a c
11
1...,55,56,57,58,59,60,61,62,63,64 44,45,46,47,48,49,50,51,52,53,...298