古文単語565 赤版 - page 47

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「訝し」と漢字をあてる。現代語の「
のように「不審に思う気持ち」を表すが
しない不審なものを
「気掛かり」に思って、 それを
「見たい。
知りたい」とする気持ちが強い。
かん
だち
・ 殿
てん
じょう
びと
、珍しくいぶかしきことにして、
我も我もとつどひ参り給へり。
(源氏)
上達部や殿上人が珍しく思い、また
知りたい
ことだと思っ
て、我も と集まっておいでになった
上達部(かんだちめ)と殿上人(てんじょうびと)の
読みが重要。また、上達部は「公卿 くぎょう) 」と
も言い、殿上人は「雲客(うんかく) 」とも言った。
貴族のランクとしては摂政関白を除いて、最上位とそ
の次に位置する。
気掛かり
。 
見たい。聞
知りたい
不審だ。
イブ、お菓
気掛かり
よ、
知りたい
いぶ
(形・シク
【訝し】
28
文 法
1...,48,49,50,51,52,53,54,55,56,57 37,38,39,40,41,42,43,44,45,46,...298