古文単語565 赤版 - page 44

44
程度がいっそうはなはだしくなる
ねた「いといと」の転。
ところどころ語るを聞くに、いとど
されど、
(更級)
あちこちの場面を語るのを聞くと、
いっそう
読みたさがま
さるけれども、
「ゆかし」は後出の重要単語。ここでは菅
すが
わらの
たか
すえ
の女
むすめ
が大好きな『源氏物語』を「読みたい」という気持ち
が募っている様子。菅原孝標の女といえば『更級日記』
の作者で有名だが、実は他にも『夜
よる
の寝
ざめ
』や『浜
はま
まつ
ちゅう
ごん
もの
がたり
』も書いたと言われる才女。
いっそう
。ますま
いいトド
いっそう
賢くなる
いと
(副詞)
26
文 法
1...,45,46,47,48,49,50,51,52,53,54 34,35,36,37,38,39,40,41,42,43,...298