古文単語565 赤版 - page 37

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「厳めし」と漢字をあてる。現代語で
感がある」という意味だが、古語ではま
う意味が大切。宮中での儀式や身分の高い
ときの荘厳な様子に対して使われる場合が多い
て威圧感があるという意味 「盛大である」様子
いといかめしう勢ひ殊
こと
にて、さるべき殿
てん
じょう
びと
五位、六位などまでいと多く仕うまつれり。
(とりかへばや)
たいそう
おごそかで
威勢があって、しかるべき殿上人が、
五位、六位の者まで多数お供している。
貴族のランクとしては、上
かん
だち
が一位から三
さん
、そし
て四位の参議。その下が殿
てん
じょう
びと
で、四位から五位、
そし 六位 蔵
くろ
うど
の順になる。
おごそか
盛大である
激しい。
イカ飯
盛大
おごそかだ
いか
(形・シク
【厳めし】
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文 法
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