古文単語565 赤版 - page 27

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の「あやし」は「奇し・怪し」の字
また、
の「あやし」は「賤し」という字をあて
あやしき下
ろう
なれども聖人の戒めにかなへり。
(徒然)
いやしい
下層階級の者であるが(その言葉は)聖人の戒め
に適合 ている。
「かなへ/り」の「り」は、ここでは存続「〜ている」
の意味で使われている。完了の助動詞「り」は、サ変
の未然形か四段の已然形に接続する(要するにエ段に
接続する)が、入試では頻出なので、出てくるごとに
チェック!
不思議だ
。異常だ
賤しい
。身分が低
粗末だ
。見苦しい。
あっやしの
いや
しい
たけだ、
まつ
ぼっくりだ、
不思議だ
あや
(形・シク
【奇し・怪し
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文 法
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