古文単語565 赤版 - page 225

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「由」と漢字をあてる。すぐれた家
由緒・趣などの意が生じた 「よしよし
ありげだ」 。
清げなる屋
・廊
ろう
などつづけて、木立いとよしあ
るは、何
なに
びと
の住むにか。
(源氏)
小ぎれいな建物や渡り廊下 を連ねて、木立がとても
情がある
あの僧坊は、だれが住んでいるのだろうか。
「清げなる」は形容動詞の連体形。文末の「に/か」
の下には結びの「あらむ」が省略されていて、 「 」
は断定の助動詞「なり」の連用形。 「か」は疑問の係
助詞。
由緒。 い
手段。 方
理 。わけ
風情
。趣。
そぶり
よし子様の
そぶり
風情
がある
よし
(名) 【由】
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文 法
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