古文単語565 赤版 - page 231

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「例」は先例、習慣、普通、いつもの
として習慣化したもの、という意味で用
ならず」となって「いつも 違っている」
れいのおま 所にはあらで 廂
ひさし
におまし敷きて、
おほと ごもりなどし 、
(大和)
いつもの
御座所ではなくて、廂の間に敷物をお敷きになっ
て、おやすみになったりなどして、
「に/は/あら/で」の「に」は断定の助動詞「なり」
の連用形。下に 「あり がある場合、
「に」 は断定 「なり」
の連用形。 「に+あり」が縮まって断定「なり」になっ
たと覚えておくとわかりやすい。 「で」は「〜 いで」
と訳す接続助詞だったね。
(連体修
いつもの
(連用修飾
いつものよう
「例のをく
いつもの
ですね、旦
れい
(連語) 【例の】
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文 法
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