古文単語565 赤版 - page 235

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551
わたり (辺り)
……
渡哲也、人
辺り
たり
がいい
552
わたる
………………
わたる君
行く
たり
来る
たり
し続ける
553
わづらふ
……………
わづらふ
鹿
〜しかねる
寝る
病気になる
554
わびし
……………
わさびしみるー、
つらい
555
わぶ
……………………
わーブス
つらい
わ、と
思い悩む
556
わりなし
……………
わりー梨、
むちゃくちゃだ
つらい
けど
仕方がない
557
ゐざる
………………
ゐざルンルン
にじり寄る
558
ゐる
……………………
イルカ君が
すわ
「居る」
っている
ワ行上一段
連れて行く
「率る」
れて行こ
559
を〜み
……………
ヲー、ミー
形容詞な
ので
560
をかし
………
ヲー、樫の木だ
趣がある
ゴロ
551
「わたり」は「辺り」
と漢字をあてる。
552
「わ
たる」は動詞の意よりも
補助動詞の用法に注意。
時間的・空間的に連続す
る意を表し、 「ずっと〜し
つづける」
「一面に〜する」
となる。
553
「わづらふ」
は 「 煩 ふ 」 と 漢 字 を あ て る 。
「心が煩う」 = 「悩む」 、
「体
が 煩 う 」 = 「 病 気 に な る 」 。
補助動詞の「〜しかね
も大切。
554
「わびし」は
555
「わぶ」が形容詞化し
たもの。
557
「ゐざる」 は座っ
たままひざや尻で移動す
ること。
558
ワ行上一段の
動詞は「居る」と「率る」
がある。ちなみに「射る」
「鋳る」はヤ行上一段。
559
「を〜み」 は接尾語の 「み」
が形容詞の語幹について
原因理由を表す。 「名詞+
を」を伴う場合 多いが、
「を」がない場合もあるの
で注意。 「瀬をはやみ」=
「流れが速いので」 、 「山高
み」=「山が高いので」 。
●CD
Tr a c
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1...,236,237,238,239,240,241,242,243,244,245 225,226,227,228,229,230,231,232,233,234,...298