い
ろ
は
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「愛する。感心する」という意の
に程度の甚だしい意味の形容詞「いた
から出来た語。はなはだ愛すべきだ、の
散ればこそいとど桜はめでたけれうき世
か久しかるべき
(伊勢)
=
散るからこそ、いっそう桜は
すばらしい
のだ。このつらい
世の中に何か変わらないままでいられるも があるだろ
か、いや、そのようなものはあるはずがない。
係り結び 「こそ↓めでたけれ」
「か↓べき」 。 「なにか (〜
べき) 」は反語で、 「なにがあろうか、いやあるはずが
ない」という意味になっている。
1
すばら
。立派
だ。
2
魅力的だ。
目ー出た
すばらし
めで
(形・ク)
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文 法