古文単語565 赤版 - page 213

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「愛づ」と漢字をあてる。美しいもの
感動する場合に用いる語で、文脈に応じ
する」の訳をあてる。
月をめで、花をながめし古
いにしえ
のやさしき人はここ
にありはら
(徒然)
月を
賞美し
、花を眺めた昔の風流な人在
あり
わらの
なり
ひら
の霊はこ
こにいるのだ。
「ながめ/し」 の 「し」 は過去の助動詞 「き」 の連体形。 「あ
りはら」は在
あり
わらの
なり
ひら
の姓「在原」と「 (ここに)あり」
の意とを掛けている掛
かけ
ことば
愛する
感心だ
賞美する。
目ぇづっと
愛する
感心だ
めづ
(動・ダ下
【愛づ】
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文 法
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