古文単語565 赤版 - page 211

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「目覚まし」と漢字をあてる。動詞
が覚めるほど意外だ」が原義だが、良い
で使われ、 「目が覚めるほどすばらしい」
きれるほどひどい。気に食わない」とけなす場
れた。
(明石の君は)いとよしよししう、けだかきさ
まにして、 (光源氏は)めざましうもありける
かなと、
(源氏)
明石の君は大変風情があって、 高貴な様子をしているので、
光源氏は
目が覚めるほどすばらしかったなぁ
と思い、
「めざまし」は良い悪いの極端なことに対して用いた
ので、文脈でどちらなのかを判断するのが大切。
(目が覚
すばらし
あきれるほ
気に食
わない
目覚まし鳴
すばらしく
めざ
(形・シク 【目覚まし】
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文 法
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