古文単語565 赤版 - page 200

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「本意」と漢字をあてる。 「ほん
「本来の意」の縮まったものと覚えよ
ように「出家の願い」と訳す場合に注意
ゆかしかりしかど、神へ参るこそほいな
ひて、山までは見ず。
(徒然)
行ってみた ったけれど、神に参拝することこそ
本来の目
であると思い、山までは行ってみない。
「ゆかしかり/しか/ど」=形容詞「ゆかし」の連用
形「ゆかしかり」+過去の助動詞「き」の已然形+接
続助詞 ど」 。係 結び「こそ↓なれ」 。 「なれ」は断
定の 動詞「なり」の已然形。
本来の目
出家の願い
ほいほい
出家
本来の目
ほい
(名)
【本意】
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文 法
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