古文単語565 赤版 - page 197

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431
ひつ
……………………
ひつこくすると
濡れる
432
ひとかたならず
人肩ならす、
並々ではない
433
ひとりごつ
…………
ひとりで「ごつん」と
独り言を言う
434
ひとわろし
………
人聞きわろし
みっともない
人は露出狂
みっともない
435
ひなぶ
………………
雛ブリブリ
田舎めく
436
ひねもす (終日)
昼寝モスバーガーで
一日中
437
ひる
……………………
昼までに
乾く
438
びんなし
……………
ビンボーな梨では
不都合だ
ビンビンなしでは
不都合だ
439
ふうが (風雅)
……
フゥガーフゥガー、
俳諧
の道
440
ふすま (衾)
…………
ふすま
ふとん
ゴロ
431
「ひつ」は近世では「ひ
づ」となったが、
「ひたす」
と同根で「水につかる」
こと。
432
「ひとかたならず」
は「ひとかたなり(=並
である) 」を「ず」で打消
したもので、 「並々ではな
い」 。
434
「ひとわろし」は
「他人が見ていてよくな
い」の意で、性質や人柄
が悪いことではなく、 「外
聞が悪 ・みっともな 」
ことを表す。
435
「ひなぶ」
の対義語は「みやぶ(=
都会風である) 」 。
437
「干る」
はハ行上一段動詞。
439
「ふ
う が 」 は 芭 蕉 一 門 が 「 俳 諧 」
を指して言う語。
440
「ふ
すま」は古語では寝る
きに身 おおう夜具で、
いわゆる 「ふとん」 のこと。
●CD
Tr a c
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