古文単語565 赤版 - page 188

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「果果し」と漢字をあてる。前出
か」を二つ重ねて形容詞化したもの。
ているさまに用い、そこから
の意味が生じた。
取りた て、はかばかしき
うしろ
しなければ、
事ある時は、なほ拠りどころなく心細げな
(源氏)
格別に、
しっかりした
うしろだてがいないので、 何か改まっ
たことのある時には、やはり頼るあてもなく心細い様子で
ある。
「後見/し」の「し」は強意の副助詞。 「し」の識別は
意外に入試によく出るので注意。その場合、最も解答
になる確率が高いのがこの 「副助詞」 だ。 「心細げなり」
は一語の形容動詞。
てきぱ
きわだっ
しっかりし
墓場で貸
しっかり
はか
(形・シ
【果果し】
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文 法
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