古文単語565 赤版 - page 174

174
「懐かし」と漢字をあてる。ただ
なので、現代語の「なつかしい」と違
さを感じさせ、心ひかれる様子に対して
にはかにしもあらぬ匂ひ、いとなつかし
なしたり。
(徒然)
急ごしらえではない香の匂いが、たいそう
心ひかれる
様子
で暮ら てい 。
「にはかに/しも」=形容動詞「にはかなり」の連用
形「にはかに」+副助詞「しも」 (副助詞「し」に係
助詞 も」がついたもの) 。
心ひか
。慕わ
親しみや られる。
懐かしい
心ひかれ
なつ
(形・シ
【懐かし】
124
文 法
1...,175,176,177,178,179,180,181,182,183,184 164,165,166,167,168,169,170,171,172,173,...298