古文単語565 赤版 - page 154

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「序」と漢字をあてる。現代語で
などと
の意で使う。
さるべきついでなくては、対
たい
もありがたけれ
ば、おぼつかなくてなむ。
(源氏)
しかるべき適当
機会
がなくては、お目にかかることも容
易ではないので、気にはなり がら(まだお話してお
せん) 。
文末の「なむ」は係助詞。 「なむ」の下に省略されて
いる語句としては、現代語で まだ話しておりません」
くら の内容が考えられる。係り結びの省略では、 「に
や ・ にか」の下の「あらむ」 、
「にこそ」の下の「あらめ」
が頻出。
機会
。折。
順番
。順序
ついでの
機会
順番
待ち
つい
(名) 【序】
108
文 法
1...,155,156,157,158,159,160,161,162,163,164 144,145,146,147,148,149,150,151,152,153,...298