古文単語565 赤版 - page 153

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331
たへたる
……………
タコへたる、
達人
332
たまさか (なり)
たまたま
さかさ
333
たまのを (玉の緒)
……
玉のお
少し
ょっと
ちょうだい
334
たまはる
……………
玉、春に
いただく
335
たまふ
………………
「は・ひ・ふ」は
尊敬
「ふる・ふれ」
謙譲
「給へ」で悩め!
会話での「知り思ひ、見ー聞き給へ」
謙譲
でお
ます
336
たまゆら (玉響)
玉ユラユラ
わずかの間
揺れる
337
ためし (例し・試し)
ためしにやって
前例
つくろう
338
ためらふ
……………
ためらってふと
落ち着く
339
たゆむ
………………
たゆむっ!
油断する
たゆむ巨乳に
油断する
340
たより (便り
・頼り)
たよりの
ついで
便利
ゆかり
んちに
よるべ
ゴロ
333
「たまのを」は元々「宝
石を貫き通す細いひも」
の意で、短いことのたと
えとして「少し」の意が
出てくる。また「たま」
を「玉」と「魂(たま) 」
とを掛けて、 「魂 つなぎ
止めるひも」の意で「命」
のことを言う。
334
「たま
はる」は基本的に謙譲語。
338
「ためらふ」 は 「躊躇ふ」
と漢字をあてる。現代語
ではまさに「躊躇(ちゅ
うちょ)する」の意で用
いるが、 古語で 「高ぶっ
た感情を抑え、落ち着く」
の意が大切。
339
「たゆむ」
は 「 弛 む 」 と 漢 字 を あ て る 。
●CD
Tr a c
38
1...,154,155,156,157,158,159,160,161,162,163 143,144,145,146,147,148,149,150,151,152,...298