古文単語565 赤版 - page 148

148
「頼む」と漢字をあてる。四段と下
のほうは「〜させる」という使役の意
待つ人はさ りありて、頼めぬ人は
みたる方 事はたがひて
(徒然)
(こちらが)待っている人はさしつかえがあって
あてにさせていなかった
人はやって来るし、またあてにし
ていた事は手違 があ て、
「たのむ」の二種類の活用でのそれぞれの訳し方の違
いに注意。 「頼め/ぬ」の「頼め」は他動詞 ほうで
下二段活用の未然形。 「ぬ」は打消「ず」の連体形。 「頼
み/たる」の「頼み」は自動詞のほうで四段活用の連
用形。 「たる」は完了「たり」の連体形。
(動・
あてに
信頼する
(動・マ下
あてにさせ
頼みに思わ る
タコ飲む
あてにす
たの
(動・マ
【頼む】
105
文 法
1...,149,150,151,152,153,154,155,156,157,158 138,139,140,141,142,143,144,145,146,147,...298