古文単語565 赤版 - page 141

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「即ち」と漢字をあてる。副詞で用
まち」の意になる。名詞で「即座」 、接
と使われる場合もあるので、ひっかからな
立て籠
めたるところの戸、すなはちただ開きに
開きぬ。
(竹取)
(かぐや姫を中にいれて)閉め切っておいた所の戸は、
ぐに
ただもうすっかり開いてしまった。
「ただ/開き/に/開き/ぬ」の「に」は格助詞で、
同じ動詞の間にあって、動作や作用を強調する。文末
の「ぬ」は完了の助動詞「ぬ」の終止形。
(副詞)
すぐに
。たちまち
(名詞)即座
砂は血だら
すぐに
110番
すな
(副詞) 【即ち】
100
文 法
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