い
ろ
は
-
132
-
「領る・治る」と漢字をあてる。
きた語。 「知る」ということは対象を
ることなので、そこから政治的に支配す
出てきた。また場所を支配する場合は「領有
る」の尊敬語「しろしめす」は、 「知っていらっ
味もあるが、入試では「お治めにな 」の意味のほ
春
とう
宮
ぐう
の御
お
祖
お
父
じ
にて、つひに世の中をしりたまふ
べき右大臣の御勢ひは、
(源氏)
=
皇太子の御祖父で、結局は天下を
治め
なさるはずの右大臣
のご威勢は、
「春
とう
宮
ぐう
」は「東宮」とも書き、皇太子のこと。 「しり/
たまふ/べき」の「たまふ」は尊敬。 「べき」は当然。
1
治める
。統治す
2
領有す 。
シルクで
治める
しる
(動・ラ
【領る・治
93
文 法