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い
ろ
は
「好き・数奇」と漢字をあてるが、古
のようなLIKEの意味はない。古語で
風雅に心を寄せること」を指すので、 「す
流や風雅を理解する人」 ことを指す また、
を寄せることにも用い、そ 場合は「好色である
世の末に、かくすきたまへる心ばへ 見るが、
をかしうもあはれにもおぼゆ かな。
(源氏)
=
ずっと後になった今、こんなふうに
風流
でいらっしゃるお
気持ちを見るのは、おもしろくもあり心も動かされる。
「たまへ/る」の箇所はすでに何度も出てきたように、
尊敬の補助動詞 「たまふ」 の已然形+完了の助動詞 「り」
の連体形。 「たまふ は四段活用の場合、尊敬だよ。
1
風流
。
2
好色。
スキンヘッ
風流
だ
すき
(名)
【好き・数奇
95
文 法
さ