古文単語565 赤版 - page 126

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「さ/は/あれ(=副詞「さ」+係
の命令形) 」の省略形。感動詞の意味
試では頻出。
げに遅うさへあらむは、いと取りどころ
ば、さはれとて、
(枕)
なるほど(返歌が下手な上に)遅くまでなるとしたら
れは本当にとりえがないので、もう
どうにでもなれ
と思っ
て、
副助詞「さへ」は添加の意で「 (その上)〜までも」 。
「む/は」は仮定の形。 「〜としたら、それは」と訳す
助動詞「む」の下に助詞「に・は・も・こそ」などが
付いて「むに・むには・むは・むも・むこそ」となると、
仮定の意になることが多い。
(感動
どうに
えーいま
(接続詞)し うだが。
さはれ痴
どうにで
さは
(感動詞・
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文 法
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