古文単語565 赤版 - page 127

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「更なり」と漢字をあてる。 「いふ
の形で使われることが多いが、 「さらに
がついても意味は同じなので注意。同じ意
「いふにやおよぶ・〜をばさるものにて」があ
月花はさらなり、風のみ そ、人に心はつく
れ。
(徒然)
月や花は
言うまでもない
が、風は特に人に興趣の心を催さ
せるようだ
係り結び「こそ↓めれ」に注意。 「めれ」は一見命令
形に見えるが、上に係助詞「こそ」があるので已然形
になっている。推定の助動詞「めり」は目に見えるこ
とからの推定で「〜らしい。〜ようだ と訳す。
言うまでも
。もちろん
サラリーマ
言うまでもない
さら
(形動・ナ
【更なり】
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文 法
1...,128,129,130,131,132,133,134,135,136,137 117,118,119,120,121,122,123,124,125,126,...298