古文単語565 赤版 - page 123

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「流石に」と漢字をあてる。語尾を活
がなり」となり、また「に」が脱落して
て用いられるようにもなった。すべて意味
たことと反することを表し、それを評価する姿
木だかき木どもの中に、 もろ声になきたるこ
さすがにをかしけれ。
(枕)
うぐいすが高い木の中で、ほ とぎすと声を合わせ 鳴い
ているのは、
当然とはいえやはり
趣深い。
係り結び「こそ↓をかしけれ」に注意。 「こそ↓ (助動
詞の) けれ」と取り間違えないこと。 「をかしかり/け
れ」ならば「をかしかり」と「 とで切る。
そうはいっ
さすがに忍
とはいって
さす
(副詞)
【流石に】
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文 法
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