古文単語565 赤版 - page 118

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「索索し」と漢字をあてる。索漠・
を重ねて形容詞にしたもの。あるべき
い欠落感を表す。
この酒をひとりたうべんがさうざうしけ
申しつるなり。
(徒然)
この酒を一人で飲むとしたらそれは
寂しいので
、 ( 来 る よ
うに)申し上げたのである。
「たうべ/ん」の「たうべ」は「飲む・食ふ」の丁寧
語で、下二段活用「たうぶ」の未然形。 「ん」は仮定
の助動詞「ん」の連体形。 「んが」=「〜としたらそ
れは」と訳す。 「んが」以外にも「んに・んには・んは・
んも・んこそ」の形の場合、仮定であることが多い。
なんとな
。もの足
ない。
想像した
寂しい
です
さう
(形・シ
【索索し】
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文 法
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