古文単語565 赤版 - page 79

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「朧げなり」と漢字をあてる。 「お
の場合
は多く下に打消・反語を伴う。次第に「
ように おぼろげならず」と同じ意味 使
通」なのか「格別」なのか、文脈で判断する。
おぼろげの紙は、 (扇に)え張るまじければ、
求めはべるなり。
(枕)
普通の
紙は(扇に)張ることはできそうにないので、求め
るのでございます。
「え〜まじけれ」 で不可能推量を表す。副詞 「え」 は 「ず」
だけでなくいろいろな打消語と呼応して不可能の意を
表すので注意。特に「え〜で」の形は入試頻出。打消
語についてはP
63参照。
普通だ
。並一通
( 「おぼろ
味で用いて)
格別だ
おんぼろな
格別だ
いや
普通だ
おぼ
(形動・ナ
【朧げなり】
53
文 法
1...,80,81,82,83,84,85,86,87,88,89 69,70,71,72,73,74,75,76,77,78,...298