古文単語565 赤版 - page 23

23
「強ちなり」と漢字をあてる。他人の
手に感情のおもむくままに度をこえて行
用形「あながちに で用いられると
のように、程度のはなは
だしいさまを表す。
桜の散らむはあ が いかがせむ。
(宇治)
桜の花が散るとしたらそれを
無理に
どうしようか、いやど
うしようもない。
「む/は」の「む」は仮定「〜としたら」と訳す。 「むに ・
むには・むは・むも・むこそ」の形の時は仮定になる。
「いかがせむ」は慣用句で、 「どうしようか、どうしよ
うもない」と訳す。
無理だ。
むやみ
。ひたすらだ
穴が小さく
っ、
闇だ
あな
(形動・ナ
【強ちなり】
10
文 法
1...,24,25,26,27,28,29,30,31,32,33 13,14,15,16,17,18,19,20,21,22,...298