い
ろ
は
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「数多」と漢字をあてて覚えておく
で連用修飾になるが、 「あまたを具し
ように名詞的用法もある。また「あまた
また年」=「多年」のような接頭語的用例も
いづれの御時 か、女
にょう
御
ご
更
こう
衣
い
あまたさぶらひ給
ひけるなかに、
(源氏)
=
いつの帝のご治世の時 あったろうか、女御や更衣が
たく
さん
お仕えなさっていた中に、
『源氏物語』の有名な冒頭部分。 「に/か」の「に」は
断定の助動詞「なり」の連用形。下に「あらむ」が省
略されている。 「女
にょう
御
ご
」の読みも大切。
1
たくさん
。数多く
「あまっ
たくさん
」
あま
(副詞) 【数多】
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文 法