古文単語565 赤版 - page 103

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「実に」と漢字をあてる。前から話題
人の言動を受けて改めて納得し肯定する
いかでとく京へもがなと思ふ心あれば、
歌よしとにはあらねど、げにと思ひて人々
ず。
(土佐)
なんとかして早く京に帰りたいと思う心があるので こ
歌は上手というわけ はないけれども、
なるほど
と思って
人々 忘れな 。
副詞 「いかで」 は、 願望の終助詞 「もがな」 と呼応して 「な
んとかして〜」と訳す。
なるほど
(
感動
賛成の意を
)
本当に
。まったく。
げっ忍者。
なるほど本
げに
(副詞) 【実に】
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文 法
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