古文単語565 赤版 - page 102

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「気色」 と漢字をあてる。見てそ
それに対して「けはひ」は、それと感
特に視覚的なものでとらえられる様子が「
などで感じられる様子が「けはひ」である。
ねぶたげなるけしきに、うち嘆きつつ出で
を、
(源氏)
(源氏の君は)ねむた うな
様子
で嘆きながら外にお出か
けになる を、
「ねぶたげなる」は形容動詞「ねぶたげなり」の連体形。
形容動詞は「
か」 「
げ」 「
ら」という語幹をもつ
ものが多い。特に「ねぶたげに」の形のときに、 「ね
ぶたげ/に」と切らないこと。
(自然
様子
。あり
趣。情趣
(人や心の
様子
。ありさま
機嫌。気分。
毛、しき
様子
けし
(名)
【気色】
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文 法
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