古文単語565 赤版 - page 100

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201
くちをし
……………
口押し戻され
残念だ
202
くつ
……………………
腐る
203
くまなし
……………
熊梨食べる
抜け目がない
け目なく
かげりがない
204
くもゐ (雲居・雲井)
雲ゐっぱいの
皇居
です
205
くんず
………………
クーンず と
ふさぎこむ
206
けいす・そうす
けいすけ、そうすけに
申し上げる
207
けう (なり)
…………
毛売ってる
珍しい
208
けうとし
……………
毛がうっとーし 、
うとましい
209
けうらなり
…………
けっ、うらなり君
美しい
毛占い、
美しい
210
けさう (懸想)
……
けっそう変えて
恋い慕う
ゴロ
202
「くつ」は「朽つ」と
漢字をあてる。
204
「くも
ゐ」は本来「雲のある所。
はるか遠くの所」 の意だっ
たが、比喩的に「皇居。
宮中」を表すようになっ
た。
205
「くんず」 は 「屈ず」
と漢字をあてる。 「くす・
くっす」とも言う
206
「そ
うす」 は天皇や上皇に 「申
し上げる」ときだけに用
いられた。これに対して
「けいす」は皇后・皇太子 ・
中宮などに「申し上げる」
ときに用 た
207
「け
う」はまさに「希有」 。
208
「けうとし」 は 「気疎し」 で、
親しみが感じられない様。
また「人 がなくて寂し
い様」にも用いる。
209
「け
うらなり」は きよらな
り」 からできた語。
210
「け
さう」は「けさうす(=
想いをかける) 」 「けさう
ぶ(=恋している)
「け
さうぶみ(=恋文) 」など
の形でも使われる。
●CD
Tr a c
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