い
ろ
は
-
92
-
1
は 「愛し」 と漢字をあて、 情愛が
平安時代には、 親の子に対する愛情を
2
は「悲
し」 と漢字をあて、 現代語とほぼ同じ用
かなしくす(サ変) 」 (=共に「かわいがる
ひとつ子にさへありければ、いとかなしう
ひけり。
(伊勢)
=
その上 と っ子でもあったので、 (母君が)たいへん
か
わいがり
なさった。
副助詞「 へ」は添加の意味で用いられ「その上〜ま
でも」と訳す。これが結構むずかし 。
1
かわいい
。いとし
2
かわいそう
悲し 臼
かわいい
かな
(
形・シ
【愛し】 【
63
文 法