古文単語565 赤版 - page 92

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は 「愛し」 と漢字をあて、 情愛が
平安時代には、 親の子に対する愛情を
は「悲
し」 と漢字をあて、 現代語とほぼ同じ用
かなしくす(サ変) 」 (=共に「かわいがる
ひとつ子にさへありければ、いとかなしう
ひけり。
(伊勢)
その上 と っ子でもあったので、 (母君が)たいへん
わいがり
なさった。
副助詞「 へ」は添加の意味で用いられ「その上〜ま
でも」と訳す。これが結構むずかし 。
かわいい
。いとし
かわいそう
悲し 臼
かわいい
かな
形・シ
【愛し】 【
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文 法
1...,93,94,95,96,97,98,99,100,101,102 82,83,84,85,86,87,88,89,90,91,...298