古文単語565 赤版 - page 275

VS
骨肉の争い
二后
並立
999年
入内
990年
入内
ふじ
わらの
みち
たか
藤原道長の兄
条帝の中宮とし、
中の関白殿
」 と呼ばれた。 『
鏡』には、大酒飲み
生前、関白職を息子の
である詮子などの反対にあ
子たちは道長との権力争いに
ふじ
わらの
これ
ちか
藤原道隆の子。中宮定子の兄。父道隆
の権力争いに敗れ、政治家としては活躍
ちゅう
ぐう
てい
藤原道隆 娘。一条帝の中宮。 『枕草子』の中で
明で明朗快活な性格と賞賛されている。父道隆の死後
力な後ろ盾を失い、不幸な境遇になるが、 『枕草子』
うした中関白家の衰退には一切触れず、定子や道隆、伊周
の輝かしい生活・振舞 を絶賛している。
せい
しょう
ごん
父は梨壺 五人と呼ばれた歌人の
きよ
はらの
もと
すけ
。中宮定子の女
房の一人。紫式部の 『源氏物語』 が 「
あはれ
」 の文学と言われ
るのに対し、清少納言の 『枕草子』 は
をかし
」 の文学と言わ
れる。 『紫式部日記』 内では、 「得意顔をしていて、利口ぶっ
て漢字を書き散らしているけど、実はたいしたことがない」
と批判されている。
『枕草子 人物関係
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