-
271
-
古
典
常
識
常
識
その他
①
序
じ ょ
詞
ことば
………
訳
山鳥の長いしだれ尾の
ように
、長い夜を、山鳥の雄と雌が遠く離れて恋し
の恋人を思いつつ一人で寝るのだろうか。
②
本
ほ ん
歌
か
取
ど
り
…
優れた古歌を意識的に取り込み、その歌の持つ情緒や趣向を
③
歌
う た
枕
まくら
………
和歌に詠みこむ歌語 (枕詞 ・ 地名) のこと
。
また古来より歌の中に詠みこまれてきた名所。
④
擬
ぎ
人
じ ん
法
ほ う
……
人間でないものを人間になぞらえて表現する修辞法。 序詞は、ある語句
飾語との関係が固定して
よるもの いう違いがある
~ではないが、~という」 と訳
●
「あしひきの山鳥の尾のしだり尾の」 が 「ながながし」 を
※
「あしひきの」 は 「山」 を導く枕詞。
あしひきの山鳥の尾のしだり尾
の
ながながし夜をひとりかも寝む
(柿本人麻呂)
8