古文単語565 赤版 - page 271

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その他
じ ょ
ことば
………
山鳥の長いしだれ尾の
ように
、長い夜を、山鳥の雄と雌が遠く離れて恋し
の恋人を思いつつ一人で寝るのだろうか。
ほ ん
優れた古歌を意識的に取り込み、その歌の持つ情緒や趣向を
う た
まくら
………
和歌に詠みこむ歌語 (枕詞 ・ 地名) のこと
また古来より歌の中に詠みこまれてきた名所。
じ ん
ほ う
……
人間でないものを人間になぞらえて表現する修辞法。 序詞は、ある語句
飾語との関係が固定して
よるもの いう違いがある
~ではないが、~という」 と訳
「あしひきの山鳥の尾のしだり尾の」 が 「ながながし」 を
「あしひきの」 は 「山」 を導く枕詞。
あしひきの山鳥の尾のしだり尾
ながながし夜をひとりかも寝む
(柿本人麻呂)
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