古文単語565 赤版 - page 242

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終止
「らむ」
ちゃん
「めり」
ちゃん
「なり (伝聞・推定) 」
「べし」
っと
「まじ」
「らし」
このゴロは板野のお気に入りだけど
終止形接続の助
動詞の注意点としては、ラ変型に活用す
という と。たとえば、ラ変「あ 」に「
(終止形)/らむ」ではなく、
「ある(連体形
形容詞「をかし」だと「をかしかる/らむ 、形
と「静かなる/らむ」となる。要するにラ変型 の
と「―る(連体形)+終止形接続の助動詞」となる。
をかしきことも世のはかなきことも、うらなく言ひ慰ま
こそ、うれしかる
べきに
、さる人あるまじければ、
(徒然)
風流な話も世間のちょっとした話でも、心の隔てなく話をして心を
慰めるとしたらそれはさぞうれしい
はずだけれども
、そんな気心の
合った人はいるはずもない ら、
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「うれしかる/べき」と「あ
る/まじけれ」は、両方
ともラ変型活用の連体形に
「べき」 「まじけれ」が付い
ている形。終止形接続 助
動詞はラ変型活用のものに
は連体形に付くのだ。
文 法
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