古文単語565 赤版 - page 261

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御帳
みちょう
※みちゃう ★貴人の御座所・御寝所。
182
水無瀬
みなせ
★地名。大阪府三島郡島本町広瀬の地。後鳥羽院
の離宮があった所。
183
御階
みはし
★神社・宮中などの階段の敬称。
184
御息所
みやすどころ・
みやすんどころ
★①天皇のご寝所に仕える女官。女御(にょうご)・
更衣(こうい)。②皇太子・親王の妃。
185
命婦
みょうぶ
※みゃうぶ ★平安時代の後宮の女官。
186
名利
みょうり
※みゃうり ★名誉と利益。
187
無下
むげ
● 480 番参照。
188
むね
★事の意味・内容。趣旨。
189
馬手・右手
めて
★馬の手綱を取るほうの手の意味。⇔弓手(ゆんで)。
190
乳母
めのと
★母親の代わりに、子に乳を飲ませ養育する女。
191
乳母子
めのとご
★乳母の子。乳兄弟。
192
萌黄・萌葱
もえぎ・もよぎ
★薄緑色。
193
裳着
もぎ
★女子が成人のしるしに初めて裳を着る儀式。
194
もと
★「もと」と読む漢字は、他にも「元・本・原・下」
があり、意味も多いので注意。
195
物忌み
ものいみ
★凶日や、悪い夢を見たり、けがれに触れたりし
たときに、それらを避けるため、一定期間身を
清めて家にこもること。
196
唐土
もろこし
★「中国」をさして呼んだ古称。
197
八重葎
やえむぐら
※やへむぐら ★幾重にも茂っている蔓草(つるくさ)。
198
八十路・八十
やそじ
※やそぢ ★八十歳。八十年。
199
山の端
やまのは
★山を遠く眺めたとき、山の上部の空に接する境
目のあたり。空側のほうは「山際」という。
200
遣戸・遣り戸
やりど
★左右に引いて開閉する戸。引き戸。
201
遣水・遣り水
やりみず
※やりみづ ★庭に水を導き入れて作った細い流れ。
202
有職・有識
ゆうそく
※いうそく ★①知識のある人。学者。②朝廷の
儀式・先例などに関する知識・学問。「有職故
実(ゆうそくこじつ)」
203
終夜
よもすがら 
★一晩中、夜通し。 ● 540 番参照。
204
夜半
よわ
※よは ★夜。夜中。夜更け。
205
ろく
★①仕官する者が受ける給与。②当座のほうび。
祝儀。
206
渡殿
わたどの
★寝殿造りなどで、建物と建物をつなぐ屋根のあ
る板敷きの廊下。渡り廊下。
207
破籠・破子
わりご
★食物を入れる容器。
208
円座・藁蓋
わろうだ
※わらふだ・わらうだ。「円座」は「ゑんざ」とも。
★敷物。
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