古文単語565 赤版 - page 262

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月の
季節
異名
年中行事
一月
一日
ほう
はい
天皇が
せい
りょう
殿
でん
東庭で四方の神霊を
七日
あお
うまの
せち
宮中にひかせてきた青馬
に宴を賜る。青は春の色で、
じゃ
ばら
いになる。
十一日頃
あがた
めしの
もく
春の除目。地方官 (外官) であ
くにの
かみ
りょう
を任命する。
二月
き さ ら ぎ
十五日
はん
釈迦がすべての煩悩を滅し 入寂した
ほう
を行う。
三月
三日
じょう
五節句の一つ。川辺で宴を張り、水に浮か
さかずき
が自分の前を過
ぎる前に詩歌を作る。民間では
なが
びな
が行われ、江戸時代以降、
女子の成
長を祈る
ひな
まつ
りとして定着した。
四月
づ き
一日
ころも
装束・調度を夏物に改める。
八日
かん
ぶつ
釈迦降誕の日の法会。釈尊像に甘茶を注ぐ。
中の酉の日
の祭り
古典で 「祭り」 といえばこの祭り。賀茂神社の祭りで、
ふた
あおい
を飾
るので 「葵祭り」 、
いわ
みず
はち
まん
ぐう
の祭礼 「南祭り」 に対して、
「北祭り」
ともいう。一八八四年以降は五月十五日 行われ
五月
つ き
五日
たん
五節句の一つ。邪気祓いの菖蒲を軒に飾る。尚武に通じることから
のちに男子の成長を祈る節句。
六月
づ き
晦日
おお
はらえ
づき
ばらえ
ごしの
はらえ
とも。半年間の汚れを祓うみそぎ。
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