常
識
-
255
-
26
内裏
※二通り
うち・だいり
★「うち」は「宮中」「天皇」という二つの意味も
チェック。 ● 107 番参照。
27
現し心
うつしごころ
★正気。
28
現
うつつ
★「夢」の対義語。 ● 112 番参照。
29
台
うてな
★極楽往生した人が座るという蓮(はす)の花の形
をした台。
30
疎し
うとし
● 115 番参照。
31
内舎人
うどねり
★帯刀して宮中の警備、雑役、行幸の警護にあた
る職。
32
優婆塞
うばそく
★在家のまま五戒を受けて仏門に帰依した男性。
33
産屋
うぶや
★お産をする部屋。
34
閏月
うるうづき
※うるふづき ★陰暦で、十二ヶ月以外に加わった月。
35
烏帽子
えぼし
★元服した男子のかぶり物の一種。日常の場では
烏帽子、公式の場では冠という使い分けがあった。
36
扇
おうぎ
※あふぎ ★古くは「団扇(うちわ)」を、平安時代
以降、「扇子(せんす)」をいう。
37
仰す
おおす
※おほす ● 147 番参照。
38
大殿
おおいどの・
おとど
※おほいどの ★①大臣の邸宅の敬称。②大臣の
敬称。③女主人・女房・乳母などの敬称。
39
大殿油
おおとなぶら
※おほとなぶら ★宮中や貴人の家の正殿にとも
した油の灯火。
40
大殿籠る
おおとのごもる
※おほとのごもる ● 150 番参照。
41
大御酒
おおみき
※おほみき ★神や天皇にさしあげるお酒。
42
翁
おきな
● 130 番参照。
43
折敷
おしき
※をしき ★食器などを乗せるのに用いた四角い
形のお盆。
44
大臣
おとど
● 136 番参照。
45
自ら
※二通り
おのずから・
みずから
※おのづから・みづから ★「おのづから」は 142 番
参照。「みづから」は「自分」「自分から」の意。二
つの読みの違いは文脈判断によるので注意。
46
御仏名
おぶつみょう
※おぶつみゃう ★年中行事の一つ。P263 参照。
47
女郎花
おみなえし
※をみなへし ★秋の七草の一つ。
48
掻練・掻い練り
かいねり
★砧(きぬた)でよく打って練ったり、灰汁(あく)
などで煮て糊(のり)を落とし、柔らかくした絹。
49
垣間見
かいまみ
★物のすきまからこっそりのぞき見ること。
50
筧・懸樋
かけい
※かけひ ★節をぬいた竹や中空の木を地上にか
け渡して水を引く樋(とい)。
51
汗衫
かざみ
★もとは汗取りの下着。平安中期以降、内裏に奉
仕する少女が用いた上着。