古文単語565 赤版 - page 257

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下臈
げろう
※げらふ ★①地位の低い僧。②官位・身分の低い者。
80
験者
げんざ・げんじゃ
★病気を治したり物の怪を退散させたりするため
に祈祷をする人。
81
眷属・眷族
けんぞく
★①身内の者。②家来。
82
来(命令形)
こ 
★カ変「来(く)」の活用をもう一度チェック!
命令形の読みがよく問われる。
83
小袿
こうちき・こうちぎ
★高貴な婦人の日常服。
84
小蔀
こじとみ
★格子造りの小さな窓。
85
後世
ごせ
★①来世。⇔前世。 ②極楽往生。
86
去年
こぞ
● 238 番参照。
87
東風
こち
★東から吹いてくる風。
88
異 ※
こと 
★二つの「こと」の意味の違いに注意。
89
言 ※
こと 
★二つの「こと」の意味の違いに注意。
90
小舎人
こどねり
★蔵人所に属し、殿上の雑役をする者。 ★「小
舎人童(こどねりわらわ)」の読みも大切。
91
ことわり
● 246 番参照。
92
権現
ごんげん
★神仏が衆生(しゅじょう)を救うために、仮に人
間となってこの世に現れること。また、その神仏
の化身。権化。
93
権帥
ごんのそち・
ごんのそつ
★大宰府の権官(ごんかん)。令外(りょうげ)の官。
「大宰権帥 ( だざいのごんのそち )」に左遷された
菅原道真を覚えておこう。
94
斎宮
さいぐう
★伊勢神宮に奉仕した未婚の内親王、または女王。
★「斎の宮」は「いつきのみや」。
95
ざえ
● 252 番参照。
96
作文
さくもん
★平安時代「作文」は貴族の必須の教養。 ● 257
番参照。
97
指貫
さしぬき
★袴の一種。貴族の平常服として使用。
98
小夜
さよ
★夜。 ★「さ」は接頭語。
99
時雨
しぐれ 
★晩秋から初冬にかけて、降ったりやんだりする
雨。涙を流して泣くことの意もある。
100
地下
じげ
※ぢげ ★清涼殿の殿上の間に昇殿を許されない
官人。庶民。 ⇔殿上人。
101
しず
※しづ ★身分の低いこと。身分の低い人。
102
紙燭・脂燭
しそく・ししょく
★照明用具の一つ。松の木を棒状に削り、先端に
油を塗って火をつけたもの。
103
下襲
したがさね
★束帯(そくたい)の内着で、半臂 ( はんぴ )・袍 ( ほ
う ) の下に着用する衣。
104
しとみ
★寝殿造りの建物に用いられた建具。日光を遮っ
たり、風雨を防いだりしたもの。
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