い
ろ
は
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「愛無し(=おもしろみがない
) 」 、 「合ひ無し(=不調和だ) 」
などの説がある。いずれにせよ、不快
不調和で筋が通らないさまに用いる。ま
あいなう」 形で、 「むやみに・やたらに」
ものも入試にはよく出る。
世に語り伝ふること、まことはあいなきにや、
多くはみな虚
そら
言
ごと
なり。
(徒然)
=
世間で語り伝えることは、本当のことは
つまらない
のだろ
うか、多くはみな作り話である。
「まこと/は/あいなき/に/や」は挿入句で、 「にや」
の後に結びの語「あらむ」が省略されている。このと
き「にや」の「に」は断定の助動詞「なり」の連用形。
入試頻出で大切だ!
1
つまら
。面白
2
気に食わ
3(連用形
の形で)むや
愛なしで
つまらな
あい
(形・ク
【合ひ無し
1
文 法